お読み頂く前に、お願いがあります。
⚠️この小説には、倫理に反する事柄も色々と出てきます。
(長い話の途中、不倫にのめり込む話などもあります)
実話小説である以上、それらを無かった事にして隠すことはしません。
私はそれらの不道徳な行いを心から猛反省しながら今を生きています。
出来れば大きな心でお読み頂くか、
もしくは不快になってしまう方はお読みにならないようお願いします。
誰の心もこのブログで傷ついて欲しくないので。
その辺り、どうか大人の対応にて御理解をお願い致します。
『番外編:初めての告白から…』
朗読を聴く方はコチラ↓
中学一年の秋。
二学期が始まってクラスの席替え。
私の左斜め前に座る事になったM君。
私はいつの間にか彼を好きになってた。
席が近かったので絡むことも時々あったからかな?
いつも斜め後ろの席から彼を見つめているのが
嬉しくてしょうがなかった。
そんな日々が始まった。
席の近かった何人かの男子と女子との仲間の輪に
私も入っていられたので、
彼と一緒にいられて嬉しい毎日だった。
彼の持ち物や、話しから、同じものを好きになって
共通の話題を作っては、
ドキドキしながら話しかける日々。
そんな風に二学期が終わり、
三学期。
私は小学校時代も大好きな男の子がいたのだけど、
どう考えても絶対に告白なんて勇気はなかったので
周りの友達のようにバレンタインに何かした事なんて
これまで一度もなかった。
そう、三学期といえばバレンタインデーがやってくる…。
当時の仲良しの輪の中で、
私はM君、
Y子はK君、
F子はF君と、
それぞれに恋をしていたので、
第8話『同棲時代・再会』
朗読でお聞きの方はこちらから。
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最愛の筒井君と、
将来を誓い合ったまま別れたのが
六月終わり。
四歳年上の葛山君と
出逢ったのがその二か月ほど前、
G.W頃。
筒井君は実家だったし受験生だったから
いつでも、いつまでも、
一緒に過ごすという訳にはいかなかった。
でも葛山君は会社の独身寮に住んでいて
自由だったし、
私は独り暮らしだったから、
二人でいっつも、いつまででも
一緒に過ごしていられた。
もっと一緒に居たい、寂しい、
そう思ってるのに
帰ってしまう人よりも、
もっと一緒に居たいと思えば
いくらでもそばに居て
寂しくなんてさせない人、
そのことが余計に彼にハマってしまう
原因でもあったように思う。
五月に知り合ってデートを重ね、
六月になる頃には、
だんだん
続きを読む第7話『運命の離別とズルイ約束』
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「その彼とはもう別れると思う…」
葛山君の前でいきなりそう口にしてしまった。
それまであくまで”異性の友達”として
デートを重ねていた状態だったのだけれど、
あの日の
続きを読む第5話『過ちの後の秘密の恋』
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取り返しのつかない私の過ち。
その大きな事件を私たち二人は乗り越えた、
かのように見えました。
お互いへの愛は変わらず、
というよりもむしろ、
この時のショックの大きさによって、
いかにお互いを愛しているのかを
改めて思い知ったという感じだった。
私も、筒井君も。
でも、
この事件が二人に与えた影響は
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